一般社団法人石川県測量設計業協会

石川県南加賀土木総合事務所管内防災訓練(情報伝達)の事例紹介

地震及び風水害の発生に際し、円滑な防災活動を行い、被害を最小限に止めることを目的とし、南加賀土木総合事務所と関係機関がそれぞれの責任分担において情報伝達を主に防災訓練を 行いました。この訓練は「災害時の応援業務協定」の締結後、石川県下で初めての試みとなったもので、石川県測量設計業協会は当初から訓練計画に参画して参りました。

訓練日時

平成18年5月30日(火)

訓練場所

南加賀土木総合事務所管内

訓練の概要

想定:−−−午前6時頃、南加賀地域を震源とする震度6強の地震による災害が発生した。−−−

以下の状況を想定し訓練を行った。
(1)職員の緊急連絡体制系統図による情報伝達及び登庁訓練
(2)第一次緊急輸送道路の被災状況及び通行規制情報伝達訓練
(3)県道の盛土法面崩壊による通行規制及び県道復旧情報伝達訓練
(4)河川の堤防亀裂に対する情報伝達及び復旧訓練
(5)急傾斜地崩壊危険区域における被災状況及び住民避難情報伝達訓練
(6)下水道管破損による管内貯留・マンホール浮き上がりに対する情報伝達及び異常点検訓練

この中で想定訓練箇所である城南橋、辰口町地内道路法面、八丁川堤防、原地内崖地について、南加賀土木総合事務所より3協会に 出動要請があり、土木事務所現地班と合同の点検調査を実施した。

参加関係機関

石川県南加賀土木総合事務所、大聖寺土木事務所、小松市、能美市、川北町、小松市消防本部、能美広域消防本部、小松警察署、寺井警察署、国土交通省金沢河川国道事務所、石川県消防防災課、道路整備課、河川課、砂防課、水環境創造課、下水道公社、(社)小松能美建設業協会、(社)石川県建設コンサルタント協会、(社)石川県測量設計業協会、(社)石川県地質調査業協会、石川土木会地域ドクター、石川陸運局、北陸鉄道、北鉄金沢中央、長田町町内会、原町町内会、自衛消防団

実施写真

     

防災訓練本部の室内状況

住民及び現地班などからの情報受信状況
   

現地班からの被災地 現地画像の受信状況

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